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「霊魂に聞く-この世の人達が知っておきたい霊学宝典-」


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霊魂に聞く 
(水波一郎 著 アマゾン 発売)

 

水波氏一郎氏は、まえがきで、霊的な本は多数出版されているが、それらの

見解は一致してしないのはどうしてか? たとえば、「死後の世界はあると」

という本もあれば、「ない」という本もある。「生まれ変わりはある」という

本もあれば、「ない」という本もあるが、なぜこんなに違うのか? と問を

投げかけています。

 

医学の分野であれば、一つの結論が出るまでには、大勢の人達の手により、

数多くの実験が繰り返されており、そのようにして出た結論でさえ、覆さ

れることがあるのに、霊魂の分野は、昨日まで普通の会社員や主婦だった

人が、突然、「霊能力が出た」と言っては、様々な説を本で発表するという

現実があるのは、この分野は科学では認められていないとはいえ、おかしく

はないだろうかと言うのです。

 

霊能力は本当だったとしても、その人が生まれ変わりや死後の世界の仕組み

についての専門的な知識を持っているとは思えないのであり、そうしたこと

は、その後、十分研究してから発表すべきことではないかと言います。

 

自分が知らないことは誰かの本を参考にして書くので、皆、似たり寄ったり

の本が出るという噂がある。いや、それどころではなく、ニセモノが横行し、

ニセモノを全部除くと、本物がどれくらい残っているかが問題となるような

状況ではないかと述べています。

 

しかし、言えることは、真実は一つしかないということ、死後の世界があるか

否か、地獄はあるか否か、である。仮に、「ある」という主張が正しければ、

「ない」という主張は、どんな権威のある人の主張であっても間違っている、

ということだと言います。

 

水波氏は、霊的な分野は、多数決では決まらない世界であり、内容の真偽は

霊魂のレベル次第となる。自分は、霊媒であり、霊媒の主張を代弁することが

できるが、本書では、人間の頭脳で考えたことではなく、霊魂の言いたいこと

をそのまま記している、と述べてしています。

 

さて、水波一郎氏は、近年の霊的な状況の著しい悪化に対して警鐘を鳴らす

ために、精力的に著書を世に出し、その数は、すでに二十冊ほどに達して

いますが、本書は「霊学宝典」とあるように、それらの本とも関連する霊的

分野に関する様々なことを初心者にわかるようにQ&Aの形式でまとめた

教典であり、また、辞典でもあるといった印象を私は受けました。

 

本書で参照してほしいとされる既存の水波氏の著書をあげてみますと、「霊的

能力の謎」、「霊魂は居ると思いますか?」、「たましいの救い」、「幽体

の悲劇」、「霊魂からの伝言」、「神伝鎮魂法」、「神伝禊法」、「死後の

世界で恋をして」、「ネコの死後はどうなるの?」、「人類は消滅すべきか」、

「瞑想の霊的危険」、「神体」、「霊魂イエス(上・下)」、と多岐にわたり

ます。

よって、さらに詳しく知りたい人は、上記の本を読んでさらに認識を深める

ことができるようになっています。

 

ところで、本書の内容は、

 

第一章 霊魂や死後の生活の勉強

第二章 霊能力者 

第三章 スピリチュアリズム

第四章 この世に生まれた目的 

第五章 御利益 

第六章 霊魂の種類 

第七章 死後の生活の様子 

第八章 この世で霊魂が起こす現象 

第九章 霊魂と幸福 

第十章 救世主 

第十一章 霊的な愛 

第十二章 死後の為に

 

となっています。

 

全体的に、基本的な事柄についての質問と回答が述べられていますが、

たとえば、第三章の「スピリチュアリズム」については、スピリチュアリ

ズムは果たして科学か、宗教か? 果たして現在も価値をもっているのか

どうか? 等々、かなり詳しくそれらの問題点について触れられている

と思いました。

 

そして、第四章「この世に生まれてきた目的」では、従来、「人はこの世

に、心の修行をするために生まれてきた」というような、スピリチュア

リズムなどでよく言われてきたものとはまったく異なる原因が述べられて

います。

また、第七章「死後の世界の様子」で、今まであまり触れられなかった
生まれ変わりのメカニズムについてかなり詳しく触れられています。


さらに、第十章の「救世主」に関しては、我々がまず思い浮かべるイエス

・キリストとの関連のみならず、初心者にはなかなか理解しにくいこと

ですが、他の「キリスト」と呼ばれる複数の偉大な存在にまで踏み込ん

で述べられていて、我々の持つ既成観念の誤りを正しています。

 

その他、初心者向けの書物といっても、霊魂が述べることは、我々の霊的な

世界や霊魂に関する常識を覆すことばかりです。よって、きちんと理解する

ためには、何度も繰り返し読み返すことが必要だと思いました。

 

なお、全体を通して、他の著書でも、何度も述べられているとおり、現代は、

物資科学が幅をきかせ、無神論が蔓延しているため、幽気という霊的な気が

著しく汚れている時代であること、また、資本主義社会という過度な競争社会

のため、各人の幽体という霊的な身体をお互いに傷つけあっている時代である

ことを重ねて述べられています。

 

そのことは、現代人は、善人と言われる人も、悪人と言われる人も、また、

勝者も敗者も、共に、死後、下層の世界で苦しむ可能性が高いのであり、

何はともあれ、そのような世界に落ちないこと、落ちない対策を講じること

が霊的な存在としての人間の真の幸福につながると主張しています。

 

とにかく、人が死ぬまでに是非知っておきたい知識ということで、Q&A

形式の読みやすい本になっておりますので、多くの方に読んで頂きたいと

思います。

 

 









 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 






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テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体