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「ガンバレ! 動物霊魂」


動物霊魂 
(水波一郎 著 アマゾン 発売)


副題に「幽霊狸と仲間達の戦い」とあるように、ある日、道路を横切ろうと

して、車にはねられ死んでしまったオスの狸「ポコ」が、霊魂としてこの世

にもどってきて、仲間になった他の動物霊達とともに、生命を維持するために

やむを得ずにではなく、自分たちの勝手な都合で、たくさんの動物達を苦しめ、

残酷に殺している人間達を懲らしめようと奮闘します。

 

そして、高貴な人間の霊魂や他の動物の霊魂からの導きや協力を得て、失敗を

重ねながらも霊的世界の真実を学んでいくというストーリーになっていますが、

大人は勿論のこと児童にも読めるように分かりやすく書かれております。

 

水波一郎氏の著書で、以前、動物の霊魂について書かれたものに、「ネコの

死後はどうなるの?」がありますが、それは、いわゆるペットとして飼われた

動物の死後についての物語であり、今回は、主に野生の動物の死後の行方に

焦点が当てられています。

 

「ネコの死後はどうなるの?」でもそうでしたが、ここでも、動物同士の

霊魂が、そして、動物の霊魂と人間の霊魂が対話をする形でストーリーが

展開していきます。でも、これは、動物を擬人化したということでは

ないのです。

 

動物たちは、勿論、言葉は話せません。しかし、これは人間の場合にも

当てはまりますが、死後の世界では、いわゆるテレパシーのごとく、お互い

に想念を出しあってコミュニケーションを図るのであり、それによって

動物霊魂同士、動物の霊魂と人間の霊魂の間で意志の疎通が可能になると

いうことです。

 

また、「ネコの死後はどうなるの?」にも書かれていましたが、動物たちは、

生前は餌を求めることにそのエネルギーの大部分を費やしているのですが、

死後の世界は、肉体を持たないため、食べる必要もなければ、寝る必要も

ない世界ですから、死後、動物たちが生きる上で大事な機能は、食物を消化、

吸収するための臓器ではなく、念を使用して生きるための機能に変化し、

思いを発する機能が発達するということです。

 

なお、動物たちは、人や他の動物に食べられることに対して、嫌がって必死

に逃れようともがきますが、一方で、己も他の生命体を食べるのであり、

それは仕方がないことだという諦めもあるそうです。

 

しかし、単なる遊びのためや、残酷な欲求のためなど、理不尽な理由で

殺されることに対しては、動物たちは激しい怒りの想念を発して、人間の

幽体を傷つけるということです。

 

ところで、地上は、物理的な環境のみならず、人間が引き起こした様々な

原因によって霊的な環境も大変悪くなっているようで、動物達もその

とばっちりを受けているようなのです。

 

我々は、常識的に人間に愛情を注がれた動物達、つまり、ペットなどは、

死後、幸福な生活を送るだろう、あるいは、死後、より進化して上の世界

へいくだろうと考えますが、どうもそうではないようです。

 

飼い主や世話をする人間の愛情ではなく、その人の肉体と重なっていて

死後使用するもう一つの身体、つまり、幽体の質、そして、放つ幽気に

大きな影響を受けるようなのです。そして、霊的な環境の悪化に伴い、

飼う側の人間の幽体の状態がどんどん悪くなっている現実があるよう

なのです。

 

一生、全く人間と接点を持たない動物たちは、あまり影響を受けることは

なく、死後、低くはない、それぞれ固有の世界へ行くようですが、人と

関わらざるを得なかった動物、つまり、犬、猫などのペットは、死後、

人とともに下層の世界へ入り、辛い思いをすることになるようなのです。

 

つまり、死後は、想念の力がものをいう世界だということですから、人間

の霊魂と併存する世界に入ると、動物に勝る知恵と強力な念を持つ人間の

霊魂に苦しめられるということです。たとえば、この世での動物に対する

虐待、虐殺が、時折、ニュースになりますが、あの世では、それよりも

遥かに恐ろしい光景が繰り広げられているのだそうです。

 

では、そのような動物霊魂達は、どうしたら救われるのでしょうか? 

また、そのために人間はどうすべきなのでしょうか?

 

本書では、そのことが軽快なストーリー展開のなかで、わかりやすく触れ

られていますので、関心のある方は、是非、一度読んでみていただき

たいと思います。

 

 
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テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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