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「眠れる預言者」-エドガー・ケーシー1-


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エドガー・ケーシー1




エドガー・ケーシーは、催眠状態において生活上の健康法から人類の命運に至る

まで数々の神秘的な言葉を発したことから、「眠れる預言者」と呼ばれた人です

が、心霊診断家、或いは予言者ということで、いわゆるスピリチュアリズムの

主流とは 少し異なった位置で独自の活動をした人です。

 

ケーシーは、1877年ケンタッキー州ボブキンズビル近郊の農場で生まれ

ました。少年期は内向的でおとなしい性格であり、学校の成績もあまり芳しい

ものではなかったようですが、五感を超えるように思える知覚力を示したと

いうことです。

 

ケーシーは、牧師か医者になることを望んでいたが、かなわず、青年期には

本屋の店員や保険の外交員として働いたようです。

 

そうしたなか、喉の筋肉が麻痺し始め、失語症の危険性が出てきたため、様々

な治療を試みたが完全な成果は得られなかったので、友人に催眠療法による

治療を求めました。

 

友人が必要な暗示を与え、自己誘導の催眠に入ると、普段とは異なる人格が

出現し、彼の病気に原因と治療法を語り始めという。そして、これに従うこと

によって声が正常に出るようになったということです。

 

催眠時の人格の導きにより、ケーシーは失語症を克服することができたが、

さらに、自身の病のみならず、他の人々のさまざまな病に対する治療法をも

教えたことにより、その噂は急速に広まり、彼のもとに多くの患者が訪れる

ようになったということです。

 

それから、1945年に他界するまで、43年以上にわたり、8千人を超す

人々に対して診断を施し、リーディングと称される診断の口述速記録を1万

4千ページ以上も残したとされています。

 

ところで、当初は、肉体の健康に対する「フィジカル・リーディング(肉体

の診断)」のみであったものが、あることが転機となってカルマと転生、

人間の運命や人間と宇宙との関係などに範囲が拡大されていきます。

 

それは、1923年にアーサー・ラマースという人物に出会ったことです。

ラマーズは裕福な印刷業者であったが、宗教や哲学に造詣が深く、彼は

ケーシーに対して、催眠時の人格に宇宙の構造や人間の霊魂のあり方に

ついても尋ねてみることを提案したという。

 

ケーシーはあまり気が進まなかったようですが、それを試みた結果、催眠時

のケーシーが答えたのは、人間の霊魂が宇宙の法則に従いながら「輪廻転生」

を続けているということであったのです。

 

これにはケーシー自身が大変驚いたようです。最初は、輪廻というとヒンズー

教徒のいう人間から動物への生まれ変わりしか思い浮かばない敬虔なキリスト

教徒である彼は、教会の教えを汚す異教の思想ではないかと疑ったようですが、

その後のリーディングによって、輪廻は、人間が動物に生まれ変わるというもの

ではなく、哲学的ならびに宗教的見地から絶対的に尊重すべき教義であると諭さ

れたということです。

 

そして、ラマーズから、実例をもって少なくとも聖書は輪廻の存在を否定して

いないと示唆され、これまでの病気治療を目的としたこれまでの診断に加え、

過去の転生の経緯を含む、人生全体に対する相談にも応じてはどうかという

助言を受け入れていくことになったということです。そして、それらは

「ライフ・リーディング(人生の診断)」と称されることになります。

 

そうはいっても、頑固で疑り深いといわれるケーシーがそれを素直に受け入れて

ていったわけではなさそうで、最初、このような情報を与えるのはラマーズが

輪廻を信じていて彼の心にその暗示を植え付けたからではないかと疑った

ようです。

 

しかし、それらの情報が未知の、しかしその真偽を確かめようと思えばできる

事実と、こう何度も一致することはないということで疑いは解消されます。

 

また、子供の将来などの予言的なリーディングも行われましたが、時間が経過

し、人々の生活のなかにリーディングで述べたことが実現していくのを見るに

つれて、ケーシーは自分の仕事の価値に自信を深めていきます。

 

このように批判的好奇心をもって個々のリーディングの真実性を調査し、歴史的

考証と現実の資料の確証を進めるなかで、すべての点を総合し、ケーシーは

次第に「ライフ・リーディング」の内容とそれが提供する人間の運命について

の説明の真実性を確信するようになったということです。

 

ただし、もう一つ、疑問が残っていました。それは、これらの情報が正しいと

してどこから来ているのかというものです。

 

その答えには二つあって、一つは「ライフ・リーディング」の依頼者自身の

無意識的な心であり、もう一つは、「アカシャの記録」であるというものです。

 

前者は、前者は比較的容易に受け入れられると思いますが、後者はどうだった

しょうか?

 

「アカシャの記録」とは、宇宙始まって以来のあらゆる記録が印象されたまま

消えずに残っているというものであり、ケーシーは長い間、この点についての

判断をひかえていたようです。

 

しかし、無意識の心という説明では、前世における個人の歴史はカバーできる

かもしれないが、歴史を遡る過去の時代の関する「リサーチ・リーディング」

の場合はそれでは説明しきれません。

 

結局、ケーシーは、絶対的な証拠があるからではなく、リーディングは

これまでの他の実証可能な点では間違いがなかったからということで、

「アカシャの記録」を受け入れることになります。

 

ところで、ケーシーの輪廻転生についての見解、そしてカルマについての

考え方については、スピリチュアリズム一般の考え方、神智学の見解とも

異なる独特のものがあるように思います。

 

よって、そのことについては、次回に触れてみたいと思います。

 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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